高知県立埋蔵文化センターによる令和3年度の発掘速報展「高田遺跡」が開催される。高知竜馬空港の東方、物部川東岸の弥生時代集落と古代官道跡の発見が注目されている遺跡である。当ブログでも数回にわたって紹介してきた。
折しも4月25日(日)~7月4日(日)の日程で、発掘速報展「高田遺跡」が開催されることを知り、期待を膨らませているところだ。高知県内の遺跡調査で見つかった出土品や調査記録などを通して、郷土への歴史理解を深めることを目的としたもので、発掘速報展では、高田遺跡の発掘調査成果についての展示を行うとのこと。 果たして、高知県立埋蔵文化センターではこれらの発掘の成果をどのように捉え、位置づけているのか。このブログで提起した「古代官道(南海道)における道幅の謎」に対する合理的な解答を持ち合わせているのか等。 以下に発掘速報展の概要を紹介しておく。 開催概要 物部川東岸に位置する高田遺跡では、国土交通省の計画する南国安芸道路の建設に伴う発掘調査により、弥生時代の集落跡や古代の道路遺構などの多くの発見がありました。本展では高田遺跡の発掘調査成果についての展示を行います。 <関連イベント> ギャラリートーク日程 2021年04月25日(日) 時間 10:00〜10:30、14:00〜14:30 場所 埋蔵文化財センター 定員 定員なし 申し込み 不要 展示報告会「発掘された高田遺跡」担当者:当埋蔵文化財センター職員日程 2021年05月05日(水) 時間 14:00〜15:30 場所 埋蔵文化財センター 定員 30名 申し込み 必須 申込開始日 2021年04月05日 PR |
|||
|