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田野八幡宮(安芸郡田野町淌涛2851)の御祭神は「応神天皇、神功皇后、高良玉垂命」ーー後で確認したところ、確かに『鎮守の森は今』(竹内荘市著、2009年)に出ている。高良神社の祭神「高良玉垂命」がそのまま八幡宮の祭神として祀られていたのである。八幡宮の祭神は「応神天皇、神功皇后、比売大神」とするのが一般的であり、比売大神は通説では宗像三女神と解釈されているようだ。どうした訳か、その比売大神の位置に高良玉垂命が置き換わっているのである。
 実はこ田野八幡宮については以前のブログ記事で一度触れたことがある。佐川町の鯨坂八幡宮に関する記事である。「乃木坂46」「欅坂46」など、今では人気のネーミングであるが、どうして海のない佐川町の山の中に鯨坂なのか? それはかつて鯨漁が盛んであった安芸郡から勧請されたからだ。

 『土佐太平記』(明神健太郎著)による鯨坂八幡宮の祭神と田野八幡宮の祭神形態がほぼ一致する。そして何より、田野八幡宮一の鳥居から歩いてすぐ南は土佐湾。太平洋に面しているのである。地図上でも調べることはできるが、現地に来てみなければ、この実感は得られない。
 もしかしたら田野八幡宮はかつて鯨坂八幡宮と呼ばれ、ここから佐川町の鯨坂八幡宮が勧請されたのかも知れない……。妄想は海原のごとく広がっていく。


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 大学時代に『「邪馬台国」はなかった』(古田武彦著)を読んで、夜寝られなくなりました。古代史に関心を持つようになったきっかけです。
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