H(水素)飽和脂肪酸 C15H31COOH パルミチン酸
1学期といえば、理科では「花のつくりとはたらき」について学んでいると思います。
花には、おしべ、めしべ、花弁、がくがあり、めしべの先端部を柱頭、下のふくらんでいる部分を子房と言います。子房の中には胚珠という小さな粒が見られます。おしべの先端部には葯(やく)という小さな袋があり、その中に花粉が入っています。花弁は、花によって色や形がさまざまで、アブラナのように花弁が1枚1枚はなれている花を「離弁花」、ツツジのように花弁がひとつにくっついている花を「合弁花」といいます。
▲ツツジの花は合弁花、ユリは単子葉類 |
花を咲かせ、種をつくる植物をまとめて種子植物と言います。そのうち、胚珠が子房に包まれている植物を「被子植物」、子房がなく胚珠がむき出しになっている植物を「裸子植物」といいます。この分類は知っているかもしれませんが、念のため覚え方を教えておきます。
「生存競争で種子植物のなかまは必死らしい」
被子(ひし)裸子(らし)
どっちがどっちだったか忘れたときには、しりとりをしてみましょう。
「はいしゅ→しゅし→しぼう→う、う、う……熟れた果実」
Q1.今日は何の日でしょう?
よく見ると、上の図の中に答えが書かれています。そう、冬至の日ですね。昼が最も短くなる日です。ところで、2学期の期末テストの結果はどうでしたか。成績がいま一歩だった人も、この日を境に昼が長くなっていくように、成績もV字回復を目指していきましょう。
Q2.縄文人はカレンダーを持っていたでしょうか?
どちらかに手を上げてみてください。カレンダーを持っていたと思う人? 何人かいますね。……それでは、持っていなかったと思う人? 自信はなさそうですが、さっきより増えました。持っていなかったという人のほうが多いようですね。多数決で、持っていなかったという結論でいいですか。
えっ、いけない。そう、いけませんね。なぜなら、真理は多数決によって決めることはできないからです。では、どのようにして決定するのでしょうか。それは根拠を示して論証するというやり方です。これが科学的方法論というものです。
最後の質問です。
Q3.縄文人のことを知るには何を調べればよいでしょうか?
そう、遺跡です。縄文人のことを知るには、縄文時代の遺跡を調べたらいいですよね。では、縄文時代を代表するのは何遺跡? 都合の悪いことは「見ない」「聞かない」「言わない」――ナイ、ナイ、ナイの三内丸山遺跡ですね。つい最近、世界文化遺産にも登録されました。
▲縄文時代の三内丸山遺跡 |
四国銀行が配っているような『トムとジェリー』のカレンダーみたいなものではないですが、建造物等を利用して季節の移り変わりを読みとっていて、その時代には「冬至の日」を1年の節目としていたのではないでしょうか。
「先生、万有引力って何ですか?」
キタ━(゚∀゚)━!
高校2年の物理では万有引力について学習する。「万有」などという言葉は普段使うことがないので、その意味が捉えにくい。ここでどう答えるかが腕の見せどころである。言葉の意味を説明するのか。それとも公式を示してあげるべきか。
私は物理学者アイザック・ニュートン(1642-1727年)の話から入ることにした。
コロナ禍というわけではないが、ヨーロッパで感染症のペストが広まっていた頃、ニュートンは自宅にこもって考え事をしていたそうな。リンゴが木から落ちた時にニュートンは万有引力の法則を思いついたと言われている。なして? 「万有引力」というわけだから、万(よろず)の物が引っぱる力を有する。地球がリンゴを引っ張ったのでリンゴは地球に落ちた。それだけではない。リンゴも地球を引っ張っているのである。じゃあ、なぜ地球はリンゴに向かって落ちてこないのか。それは質量が桁違いに地球のほうが大きいので、目に見える移動は起きないのだ。
さて、リンゴは木から落ちてきたのだが、その上空にはぽっかり月が浮かんでいたという。ニュートンは考えた。「なぜ月は落ちてこないのか」と。当時のヨーロッパでは重いものは下に落ちる性質があるとされ、地上の法則と天体などの運動に関する天上の法則は異なるものと考えられていた。ニュートンはその常識に疑問を呈したのである。「万有」と名づけるからには、月や星なども含めた概念となる。地球と月の間にも万有引力が働くはずである。どうして月はリンゴのように落ちてこないのか。現代では常識の範囲かもしれないが、月は地球の周りを公転しており、重力と遠心力がつり合っているからである。
ある人は言った。「宇宙は回転するもので満ちている」と。まさに『自転しながら公転する』世界である。逆に言うと回転しないものは存在できなかったという理屈なのだ。すなわち宇宙のあらゆる存在は中心を求めて調和し、一体となって回転運動しているのである。
<万有引力の公式> |
万有引力定数(G = 6.67×10-11 N⋅m2/kg2 |
ところで、万有引力の公式を見ると、力の大きさは距離の二乗に反比例することが分かります。距離が2倍、3倍……になると、力は2×2=4分の1倍、3×3=9分の1倍……というようにです。一説によると、学習効果も先生との距離の二乗に反比例するとも言われます。だから前に座ったほうがいいという話です。
「一番後ろに座っている人、もっと前に来ませんか?」
「いえ、大丈夫です。心の距離は近いですから……」
▲縄文時代の三内丸山遺跡 |
ある人が冬至の日(12月下旬)、雪の積もる青森県の三内丸山遺跡に行って、日が沈む方角を調べました。すると、日没の瞬間、3本の柱の影がピッタリ重なったといいます。ということは、この建物は冬至の日没の方角に合わせて建てられていたことになります。
ところで台風の渦は右巻き、左巻きのどちらでしょうか? そう、北半球では左巻きですね。なぜ左巻きになるか、その理由が分かりますか。
野球で喩えてみましょう。北極にマウンドがあると仮定して、そこからピッチャーが赤道にいるキャッチャーに向けて剛速球を投げたとします。ボールはまっすぐに飛んでいこうとするのですが、地球は反時計回りに自転しています。時間が経つにつれて、キャッチャーは東の方向へ移動していきます。相対的にボールは西の方へカーブしていくように見えます。すなわちピッチャーから見ると右側へ曲がっていくわけです。
風は気圧の高い方から低い方へ吹きます。何もなければ気圧の低い低気圧の中心に向けて等圧線を垂直に横切って風が吹き込むはずですが、北半球では自転による影響で、右寄りの力を受けて等圧線に垂直な方向からやや右にそれた向きに風が吹き込んでくるわけです。台風は熱帯低気圧が発達して中心付近の最大風速が17.2m以上になったものをいいます。よって反時計回りに風が吹き込み、左巻きの渦ができるのです。
このように北半球では右向きに引っ張られる見かけの力が生じます。これをコリオリの力と言います。この力は地球の自転による慣性力の一種なのですが、地球が自転しているというのは事実なのでしょうか。今でこそ地球が自転しているということは小学生でも知っていることですが、地球が自転していることを証明してみろと言われたら、それを相手に納得できるように示すことができますか? なかなか難しいですね。
そこで今日は地球が自転していることを証明する物語を講談風にやってみたいと思います。以前から物理の授業を、今はやりの講談風にやれたら、物理嫌いになる人もいなくなるのではないかと考えていたところです。それではお聞きください。物理講談のはじまり、はじまり。
時は1851年、黒船来航の2年前。ヨーロッパにおいて地球の自転を検証する一大実験が行われようとしておりました。フランスはパリ。パンテオン神殿といえば高さ83mもの大聖堂がそびえ立つ。そこで行われるのは聖日のミサなどではなく、壮大な科学の実験であった。その人の名はレオン・フーコー。無料の公開実験と銘打って、人々を集めた。「さあさあ、遠からん者は音にも聞け。近くは寄って目にも見よ」天井からつるされた振り子は、フーコー自ら設計した手作りのもの。ギネスブックにも載ろうかと思われるほど、とてつもなく長い振り子であった。仮に長さを64mとしても、振り子の周期はT=2π√ℓ/gであるから、ℓ=64を代入して計算すると、周期はおよそ16秒。その振り子がゆっくりと振れ始めた。すぐには目立った変化は見られない。10分、20分、……1時間。南北方向に振れていた振り子の振動面が、時間がたつにつれて、何と時計回りに向きを変えていくではないか。振り子は慣性の法則に従って、同一方向に単振動を繰り返すのみ。振り子が動いたのでなければ、動いたのは……。人々ははたと悟った。「動いたのは地面。すなわち、地球の大地なのだ」と。
世に言う「フーコーの振り子」の実験の一幕でございます。
懐かしのジブリアニメ『となりのトトロ』の替え歌で「アルコール、アルコール、ヒドロキシル基♪」。何、古い? 最近の教科書では「ヒドロキシ基」と書かれているようですね。
今回は有機化合物の分野で、アルコールの分類について勉強します。
①価数による分類
②級数による分類
「一休さんか? 出家もあるで、毛を刈る坊(ぼん)さん」
第一級アルコール酸化 アルデヒド カルボン酸
そこの君、鳩が豆鉄砲食らったような顔をしていますね。
「授業に参加してキョトンとなるのは二級あるよ」
酸化してケトン 第二級アルコール
ということで、第二級アルコールは酸化されてケトンになると覚えてください。
第三級アルコールは酸化されません。
新型コロナウイルスが流行し始めた頃、こんな話がありました。ある人が友達からカラオケに誘われ、参加するのを断ると、「そんなにコロナが怖いがかや」となじられたそうです。
友達とのお付き合いも大事ですが、勇気(有機)を持って、感謝の気持ちを表しつつ、やんわりと断りましょう。
「参加しないよ、サンキュー」
酸化しない 第三級アルコール
最後に、おまけとして鎖式炭化水素(脂肪族炭化水素)のうち飽和炭化水素アルカンの構造異性体の種類数を与える数列を紹介しておきましょう。えっ、そんなものないはずだって? まあ、当てはまるかどうか、確かめてみてください。
C1=1
2≦n≦9のとき
Cn=2Cn-1―1(n≠4k)
Cn=2Cn-1(n=4k)
ひ え ー 天 才、
比叡山 延暦寺 天台宗 最澄
こ こ 真 空
高野山 金剛峯寺 真言宗 空海
ところで、四国に関係が深いのは弘法大師こと空海です。私も小さい頃、香川県の満濃池は空海が造ったと習った記憶があります。瀬戸内式気候は雨が少ないので、讃岐地方ではため池が多く造られているのです。
また、四国には弘法大師による創建と伝えらる寺院も多く、様々な伝承が残っています。沓掛俊夫氏の「空海――地質家・鉱山師として」(『一般教育論集第32号』 愛知大学一般教育論集編集委員会、2007年)という論文に、真言宗の寺院の立地が中央構造線付近の水銀朱の産地と関連があるとの指摘がなされています。
日本語の使い方にブレがありますが、この場合どちらが正しいのでしょうか。生徒から「すべきです」とか「するべきだと思います」という意見が出た時には、そのまま肯定してあげましょう。
「その通り。勉強はした方がいいですね」
中にはあまのじゃくな生徒もいたりして、「どちらでもありません」などの発言もあります。そんな場合でも肯定的に受け止めて、「その通りです。しなければならないものではなく、勉強はしたくてするのが一番ですよ」。まさに、"好きこそものの上手なれ"である。
前振りが長くなってしまいましたが、今日は「方べきの定理」について勉強します。方べきの定理の「方」とは何のことでしょうか? 昔から、「水は方円の器に従う」という言葉があります。水は四角い器に入れれば四角くなるし、丸い器に入れれば丸くなるということで、自分を主張せず周りに自分を合わせて変化することができます。また、歴史の授業で「前方後円墳」が出てきたのを覚えているでしょう。円は丸い形で、方は方形すなわち四角を表します。
最近は囲碁界でもAIが導入されました。ケイマ掛かりにコスミ付けや序盤での三々入りなど、かつてプロ棋士が「こう打つべきではない」と指導してきた手を、AIがどんどん打ち出すようになって、将棋界と同様、囲碁の定石が急速に変わってきています。
そういえば以前、似たような話を「AI将棋ボナンザが教えてくれたもの」というタイトルで書いていました。これからの私たちはどのようにあるべきなのでしょうか?
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算数・数学・理科・社会・国語・英語など、オールラウンドの指導経験あり。郷土史やルーツ探しなど研究を続けながら、信頼できる歴史像を探究しているところです。